女性は若いときモテる。(僕は年上の女性が好きだけど)

綺麗な肌に、綺麗な体の形、サラサラの髪・・・・。男の狼たちはそそられるのだ。

 だけど、モテてた女性もいずれ終焉を迎える。

とある大企業のモテ女子、遠くからでも彼女だと分かるほどモデルみたいな体系・知性・品格を持つ彼女は、こういっていた、”私、20代のころは、40代にもててたけど、最近は、50代から60代にもて始めたのよね!” 
彼女は、世界のなだたるホテル王から、マンションを買ってあげる、とさんざん口説かれたらしい。

これを聞いていた僕は、思わず、結婚したいはずなのに、 口説かれたことに悦び、心が満たされているようで満たされていない独身彼女を見て、なんといっていいかわからなかった。彼女は自慢げに笑顔で話しているものの、ほぼ懐かしい話ばかりでどこか寂しそうに見えた。今でも綺麗だけど、話の内容からモテてないことが想像できた。

男性陣にとって、モテたことのある独身女子は難しい存在だ。

一言でいえば、必要なのは適切な距離。

昔モテて仕方なかったが、最終列車に乗り遅れて、発展途上国の電車がいつくるかわからない駅で待っている旅人の彼女たちだ。モテ旅行の途中。たまにはそんなこともあっていいよね気分だ。空気になって現地の人たちを遠目で見て、眺めている風景を想像してほしい。

それと同様に若いときモテていた彼女たちは、最近男性が寄ってこない。ああ、自分もそういう落ち着く年齢になったのね、という。でもまたモテる意識はもっていて、男が口説かないのは、一時的なものだと思っている。みんなが忙しく歩き回り、普通に扱われる空気のような存在の自分たちを楽しんでいる、旅人のようだ。


そこまではかわいいものだ・・・・・・・・問題はここから。


僕みたいに人との距離をうまく保てないタイプは、悲劇が起こる。
好意はもってないけど、良好な人間関係を目指す世間にやっと慣れてきた元モテ子と仲良くすると、若い頃の勘違い時代にタイムスリップ。

この距離感、興味をもっているに違いないわ!
今まで仲良くなった男性は、なんでもしてくれた、仲良くなったら男性はここまでするものでしょう?、と。

つまり、彼女の中では、彼女の外見が好きでなんでもした男が普通になっているのだ。
彼女は未だにそのことが当たり前として刻み込まれている。違うんだよ、そんな人はいないんだよ、何度もたぶん彼女の話を聞いてきた真の友人は告げたはずだが、彼女が頷いてもなにも変わらなかった現実がある。

同世代でも外見や媚に惑わされないできている人たちも当然いただろうが、そういう世界とは距離を置いてきたのだ。彼女たちは、男性が近寄らなくなって、なんとなくうまく自分を納得させる。自分に引け目を感じた、自分から離れた、なぜか逃げられた理解ができない、でも、近寄らなくなった男性はわかっている。

彼女が男性に求める内容に適合性ないことを。
そして、いくら言っても溝が埋まらないことも、離れたほうが早いことも。

そして、また彼女たちは、彼女たちの常識を保ち続ける。

お互いの溝は埋まらないまま、新たな出会いを求めてモテ子は、旅たちまた、同じことが起きる。恋愛にどんな形かで折り合いがつくまで。それが諦めなのか、疲れなのか。